[/]日本三熊野と言われている熊野大社があります。一つは和歌山県にある熊野三山、もう一つは長野県軽井沢にあります熊野皇大社、そしてここの南陽市の熊野大社です。
[/]南陽市の熊野大社は、大同元年(806年)平城天皇の勅命により再建されたと伝えられております。
その後も時の天皇の恩恵を受け、のちに天台宗、真言宗、羽黒修験、新道の四派も加わり、熊野修験の霊場としても 栄えました。なお、荘巌な拝殿は、県内最古の茅ぶき屋根建築で文化財の指定を受けております。やはり、貫禄が感じられました。
境内には、庄内地方の羽黒山、月山、湯殿山の分祀のほか、全国の神々様、約30柱の神様をお祀りするお社があり、この熊野大社は生命の祖神、延命長寿の神、家内安全、厄除けの神様として崇められております。
もう一つ有名なのは、本殿裏にあります三匹のウサギが有名でありまして、彫刻の中に三匹のウサギが彫り込まれていて、その三匹を見つけると幸せになれるという言い伝えがあり、観光の人たちで賑わっておりました。
[/]本殿裏です。
残念ながら、写真がボケておりますが、私は、この一匹しか見つけることができませんでした。
皆さんも機会がありましたら、お参りしてはいかがでしょうか。 熊野神社HP
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